石橋を叩きたいちびたか

書評したり、旅したり、つぶやいたり。

東北旅~山寺編~

 

ちびたかのGW一人旅、山形県は山寺。

かつて松尾芭蕉が訪れた土地として有名で、宝珠山立石寺があります。

なんと山頂にある奥之院に参拝するには、1015段もの階段を登る必要が。。。

(てめえの哲学になんざ興味ないわ!という方はグルメだけでもご覧ください。)

かの松尾芭蕉立石寺で詠んだ句

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松尾芭蕉曾良の像

こちらの写真は、松尾芭蕉とそのお供曾良の像。写真の真ん中にある石は、芭蕉が詠んだ有名な一句、

静けさや 岩に染み入る 蝉の声

が彫られたもの。

この句は、芭蕉の『奥の細道』に載っているんですが、まともに読んだことがある人は少ないと思います(僕もこの旅までは読もうとか思わなかった)。この句が詠まれた背景は、芭蕉が本来は寄る予定のなかった立石寺に訪れ、その静寂の中鳴く蝉の声が、苔になめらかに包み込まれた岩石の中に吸い込まれているようだと、芭蕉の静観澄心の姿勢と自然観を表したもの。

後悔しないために!御朱印は全部で10個!

宝珠山には複数のお寺が建っていて、全部で10個御朱印を頂くことができました。注意していないと、せっかく山を登ったのに、御朱印を頂き忘れた...なんてことになりますから。。。詳しくは下の記事で紹介しています。

 

www.chibitakatrio.com

 

お寺の住職さんに聞いて少し驚いたのが(考えてみれば当たり前?)、お寺は全て独立しているようです。なので、頂ける御朱印が異なるのはもちろんのこと、御朱印帳もそれぞれのお寺で個性があるので、立石寺で自分好みの一冊を探してみるのもいいかも!(ちなみに僕は根本中堂で芭蕉の句が入ったものにしました)

登山の前に腹ごしらえ

山寺で有名なのは、「玉こんにゃく」 タレで煮込んだ、まるーいこんにゃく。

からしを付けるかは選べますが、つんとした辛みが相性抜群だったので、是非ご賞味。非常に美味でした。

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玉こんにゃく

さあ登ろう!

僕が立石寺を訪れた日は生憎の雨模様。でも、そんな天気だからこそ立石寺の静かさ・美しさが一層引き立つ。

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道中

冒頭でも述べましたが、参拝には1015段の階段を登らなきゃならんのです。これが予想以上にきつくて、つい弱音が口から出てこようとするんです。

そんときに考えたんです。「あぁ、芭蕉さんはどんな気持ちで、このきっつい山道のぼったんやろか。。。」とか、「芭蕉さんが観た景色は、今の景色とどんぐらい違うんかな。。。」って。

答えは分かりませんし、登ってる途中は、それどころじゃなくて「早く頂上に着いてくれ!」って思ってました。でも、その苦しい中でも、自然と四方を囲む緑が美しかったことに、絶えず感動してました。。。

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そして、頂上の奥之院に到着。

ふと後ろを振り返ると。。。

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登り切った達成感と共に味わう景色は別格でした。

 

 

今回、立石寺を訪れてみて、初めて仏教について深く考えました。芭蕉の跡を辿っていたはずが、気づいたら仏教とはなんぞやと思い悩みました。(今も悩んどります。)仏教というものが、一朝一夕で理解できるなんて、毛頭思っていません。だから、今回は、この旅のテーマである「松尾芭蕉に、はじめの一歩」は、仏の教えに対する初めの一歩だったのかも。

実家に暮らしているときは、お仏壇に毎日手を合わせることは、今は亡き人を心の中に留めておくことでした。僕はこれが間違ってるとは思いません。だって、この世を去った人を忘れてしまうことは、その人が生きた意味をうやむやにしてしまうことだから。でも、それにはどこかに足りないものがあるような気がしてて、「仏教ちゅうもんには、もっと意味があるんやないか」って思ってました。この違和感は、今回の寺巡りの中で、「生きていることへの感謝」と「死への畏怖」なのでは?と思うようになりました。

先哲たちは死を自覚しなければ、人間は堕落してしまうと語っています。でも、そんなこと言われても、今の社会で、生のありがたみと死ぬことへの恐怖って中々感じられないじゃないですか。どれだけ恐ろしいことがあっても、人間はいつかそのことを忘れてしまうし、嫌なことは忘れるように脳ができてるのでしょうがない。

だからこその仏教なのでは?そう僕は思いました。

 

んー、まだ思考がフワフワしてる。。。

華蔵院に、感銘を受けた日蓮宗のお言葉がありましたので、載せておきます。

「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る。」

 

 

下山後のグルメタイム!!

待ちに待ってました!グルメタイムっ!

うまいご飯は旅の醍醐味、食わなきゃ旅する意味ないよっ!(断言)

*注意:この下哲学的思考は一切ございません。グルメバカになります*

今回の目的は、「だしそば」

宝珠山の中には、休憩所で軽く食事する場所はないのですが、山寺駅から立石寺の入口まではお店がたくさん!!!どこにしようか迷います。。。

今回入ったのは、美登屋

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だしそば

これがうまかった。。。。

手打ちのそばに、ゴロゴロ野菜、だしの効いたおつゆ。添えられたワサビとお漬物がアクセントになって旨いのなんのって。ペロッと完食。ごちそうさまでした。

 

さて、お次は甘味へ。

立ち寄ったのは、「ふもとや登山口本店」

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魔の食べ物、ずんだパフェ


目に飛び込んできたのは、ずんだパフェ。550円だった気がする。

ソフトクリームにあんこ、生クリームにずんだペースト。いや、もうこの時点で美味しいんですけど、プリッツみたいなの刺さってるじゃないですか。これがね、程よく塩味なんですよ。。。 【甘い→しょっぱい→甘い→.....】の無限ループ。このパフェは、魔の食べ物でした。

これもまた、あっという間に完食。量もちょうどよかった。

しかもこのお店、300円で手荷物預かりをやってるんですけど、店内で300円以上買うと、タダで手荷物預かりが利用できるんです!つまり、このサービスを利用する前提でずんだパフェを食べると、ずんだパフェは実質250円っ!!!(バカの思考)

次山寺に来たら、立石寺を登る前にずんだパフェ食べよーっと!